トランザクションレンディングやオンライン融資など新しい融資形態

MFクラウドファイナンスの融資借入 金利 審査内容

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MFクラウドファイナンスとは、クラウド会計サービス「MFクラウド」を提供しているマネーフォワードが行う、レンディングサービスです。

資金繰ラウンジ編集長
MFクラウドファイナンスはどのような融資内容 審査基準になるのでしょうか?

MFクラウドファイナンスとは

MFクラウドが銀行に融資の情報を提供するサービス

レンディングといっても、MFクラウドファイナンスは融資を行うわけではありません。

銀行と提携し、MFクラウドの会計データを銀行に提供し、銀行はその会計データに基づいて瞬時に審査を行うという仕組みです。

このため、融資をするのは銀行、システムと情報を提供するのがMFクラウドファイナンスです。

 

MFクラウドファイナンスを採用している業者

2018年1月現在、MFクラウドと連携した融資商品を展開しているのは、以下の3つの会社です。

それぞれ、簡単に商品概要をご説明して行きます。

住信SBIネット銀行

 商品名  レンディングワン
 融資限度額  10万円~1,000万円(10万円単位)
 金利  プレミアムコース:0.90%~3.99%
スタンダードコース:4.00%~15.00%
 返済期間  3回、6回、12回の中から選択
 融資スピード  最短当日融資

なお、住信SBIネット銀行は、株式会社ゼウスと提携した「レンディング・ワン」という同じ商品名の融資もありますが、ゼウスと提携したレンディングワンとの併用は行なえません。

GMOイプシロン

 商品名  トランザクションレンディング for MFクラウドファイナンス
 融資限度額  30万円~300万円(法人)、15万円~300万円(個人事業主)
 金利  4.5%~13.5%
 返済期間  6ヶ月、6回返済
 融資スピード  融資まで最短4営業日(2回目以降は2営業日)

銀行ではなく貸金業者であるGMOイプシロンは他の2社と比較して融資限度額が少なめとなっています。

福岡銀行

 商品名  ふくぎんビジネスローン「ファストパス」
 融資限度額  100万円以上1,000万円以下(1万円単位)
 金利  5.0%~12.5%
 返済期間  1ヶ月以上12ヶ月以内
 融資スピード  融資まで最短2~3営業日

なお、地方銀行である福岡銀行は、九州(沖縄県を除く)もしくは山口県内で事業を営む法人及び個人事業主しか申し込むことができません。

 

MFクラウドファイナンスの特徴

MFクラウドファイナンスは、これまでの銀行融資または他のトランザクションレンディングと異なる特徴として以下の4点をあげることができます。

利用するのはクラウド会計データ

MFクラウド会計では、日々の売上や仕入れなどの取引にかかる仕分から、決算書の作成まで行ってくれます。

つまり、当該事業者の取引データから、財務データまで全ての情報も保有しています。

MFクラウドファイナンスの特徴は、これら全ての情報を活用して審査を行うということです。

このため、MFクラウド会計では、銀行が審査を行うために必要な審査材料全てを活用して、AIが瞬時に審査を行うという仕組みが確立されているのです。

偏ったトランザクションに審査が左右されない

トランザクションレンディングの多くが特定のトランザクションデータだけをもとに審査を行っています。

Amazonや楽天のレンディングでは、AmazonレンディングであればAmazonマーケットプレイス内の売上データや口コミだけを審査材料としています。

このため、他のトランザクションレンディングでは審査材料が少ないのです。

一方、MFクラウドファイナンスの審査は銀行と同じように、財務データを活用できますし、日々の取引にはクラウド会計に常に反映されるため、直近の売上データなども審査に活用されるという特徴があります。

審査書類は必要ない

MFクラウドファイナンスでは、審査書類が特に必要ありません。本人確認書類などの提出だけで審査を受けることができます。

レンディングにおいては審査材料はすでに審査側が持っているためです。

MFクラウドファイナンスでは、申込を行うと、銀行の審査システムにMFクラウド会計から会計データが反映される仕組みとなっているため、審査に必要な材料は全てMFクラウドファイナンスが銀行に提供します。

銀行融資には決算書や資金繰表をはじめとした様々な書類が必要になりますが、MFクラウドファイナンスでは審査に必要な書類を用意する手間がかからないという点が大きな特徴の1つです。

最短即日融資

MFクラウドファイナンスは、融資する銀行・貸金業者によって申し込みから融資実行までにかかる時間は異なるもものの、長くても4営業日程度で融資を行ってくれます。

最も融資までの時間が早い住信SBIネット銀行のレンディングワンでは最短で申込日当日に融資が実行されます。

「事業資金融資には時間がかかる」とお考えの人も多いかと思いますが、MFクラウドファイナンスでは、通常の銀行融資と同じように財務情報や取引情報を基準とした審査を行いながらも、通常の銀行の事業資金融資よりも圧倒的に早い速度で融資をしてくれます。

月末どうしても急ぎで資金繰りのお金が必要になった場合などには最適です。

 

MFクラウドファイナンスの審査

MFクラウドファイナンスの審査は他のトランザクションレンディングとは異なる点がいくつかあります。

審査のポイントは以下の4つです。

クラウド会計から審査を行う

MFクラウドファイナンスはクラウド会計情報から審査を行います。

先ほども述べたように、このために審査書類の提出が必要なく、昨日や今日の売上情報なども審査に反映させることが可能となっています。

トランザクションだけでなくキャッシュフローなども審査に活用

事業者すべての会計情報を審査に活用するため、他のトランザクションレンディングのように、特定の取引だけでなく、売上のすべてや財務状況、キャッシュフローなども審査に活用することができます。

このため、他のレンディングサービスよりも多くの金額を借りることができる場合があるのではないでしょうか?

また、特定のトランザクションでの売上がなくても、財務状況が良好であれば融資を受けることができる可能性があるということです。

資産状況から審査を行うバランスシートレンディングの側面あり

MFクラウド会計では、日々の取引から最終的にすべての資産と負債を記録した貸借対照表の作成まで行います。

このため、審査の基準となるのは、最終的にはその会社の資産状況や資金力などの返済能力ということになります。

バランスシートが審査の基準となるため、このような融資をバランスシートレンディングとよびます。

特定のトランザクションに対して与信を行う、トランザクションレンディングとは少し異なる融資というべきが実際のところです。
トランザクションレンディングとバランスシートレンディングの違い

銀行の審査では、売上から収益性を分析し、貸借対照表から安全性を分析し、キャッシュフローから返済能力を分析しています。

このような審査をMFクラウドファイナンスはAIが自動的に行うのです。

MFクラウドファイナンスは従来の銀行の審査を瞬時に行うと言った方が適切かもしれません。

オンラインショップを展開していない事業者も利用可能

MFクラウドファイナンスはMFクラウド会計を利用している事業者が利用することができるレンディングです。

このため、オンラインショップを持たない事業者であってもMFクラウド会計さえ利用していればどのような事業者でも利用することができます。

トランザクションレンディングは、特定のECサイトや決済サービスを利用する主にオンラインショップのECサイトの取引データや決済情報を審査に活用するスキームであるため、オンラインショップを持っていない事業者はほとんどのトランザックションレンディングを利用することができません。

しかし、MFクラウド会計を利用してさえいれば、MFクラウドファイナンスは誰でも利用することができます。

WEB上に店舗を持たない事業者でも利用することができるレンディングという点もMFクラウドレンディングの大きな特徴の1つです。

 

MFクラウドファイナンスのメリット

MFクラウドファイナンスのメリットは以下の3つです。

素早く資金調達ができる

MFクラウドファイナンスは金融機関によっては最短申込日当日に融資を受けることができます。

また、銀行融資でありながら(銀行でMFクラウドファイナンスを利用する場合)消費者金融のカードローン並みの速度で融資を受けることができるのは大きなメリットです。
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月末の緊急の資金繰り、金利の低い銀行融資が実行されるまでのつなぎ資金など、多種多様な場面でMFクラウドファイナンスは活用の場面がありそうです。

多角的な審査を受けることができる

先ほどから述べているように、MFクラウドファイナンスが審査材料とするのは、当該事業者の会計データ丸々です。

そのため、特定のECサイトや決済サービスのトランザクションレンディングよりも多角的な視点で審査を受けることができます。

レンディングでありながら、取引情報だけでなく財務状況やキャッシュフローまで審査を行ってくれるという点はMFクラウドファイナンスだけのメリットと言えるでしょう。

書類の用意や契約書記入の手間がない

事業資金融資にはつきものの書類の用意や契約書の記入の手間がかからないという点もMFクラウドファイナンスのメリットです。

事業者の会計情報をすべて審査材料とできる上に、これらの情報を疎明する書類の提出が何もないというのは大きなメリットでしょう。

 

MFクラウドファイナンスのデメリット

様々なメリットがあるMFクラウドファイナンスですが、以下の2つはデメリットですので注意して融資を受けるようにしましょう。

金利が高い

MFクラウドファイナンスの金利は銀行の通常の事業資金と比較して高金利です。金利設定には幅がありますが、10%以上の高金利が適用されることも珍しくないようです。

銀行の通常の事業資金融資の金利が1%~4%程度ですので、この点は明らかにデメリットといえます。

しかし、MFクラウドファイナンスは12ヶ月未満の短期資金のみの対応です。

このため、実質的な利息負担は長期資金を低金利で借りた場合と大きくは変わりません。

例えば、300万円を金利10%で6ヶ月間借りた場合の利息負担は15万円程度です。同じ金額を5年間で金利2%で借りた場合の利息負担は約15万5千円です。

つまり実施的な利息負担は大きくは変わりません。

短期運転資金のみ

先ほど述べたように、MFクラウドファイナンスは短期の運転資金にしか利用することができません。

銀行と同じように財務状況からも審査を行うのがMFクラウドファイナンスですので、設備資金にも利用できそうなものですが、まだまだ始まったばかりのレンディングでは運転資金にしか融資をしていないのが実情です。

設備資金は融資金額が高額になり、返済期間も長期化するため、始まったばかりのレンディングにとってはリスクが高すぎるという認識なのでしょう。

また、急ぎでお金が必要になるわけではないため、設備資金をレンディングで利用する必然性もそれほどありません。

 

まとめ

MFクラウドファイナンスのまとめです。
①MFクラウド会計を利用している事業者だけが利用できる
②MFクラウドファイナンスが融資を行うわけではなく、融資をするのは提携している銀行
③クラウド会計データ全てが審査材料になるため、オンラインショップを持っていなくても利用できる
④審査材料は売上、財務、キャッシュフローなどの全ての会計材料
⑤最短申込日当日融資
⑥審査書類の提出がない
⑦金利は高いが短期運転資金のみで長期資金の負担と変わらない

現在、MFクラウドファイナンスの融資を行っているのはご紹介した3社だけです。

しかし、マネーフォワードはこの3社の他にも銀行と業務提携をしています。

マネーフォワードが資本業務提携しているのは以下の金融機関:
静岡銀行/山口銀行/もみじ銀行/北九州銀行/東邦銀行/クレディセゾン

同じく業務提携しているのは以下:
住信SBIネット銀行/群馬銀行/滋賀銀行

連携している金融機関は以下:
みずほ銀行/GMOペイメントゲートウェイ

引用元:http://jp.techcrunch.com/2016/04/05/mf-cloud-finance/

今後はMFクラウド会計のデータと連携した融資商品はさらに増えていくことが期待できます。

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